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木工家同士の情報交換のページです。単なる道具自慢かもしれませんが。
一般の方は意味が良くわからない箇所が多いと思います。 |
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超軽量クランプ |
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上の二つがBESSEYの超軽量クランプです。顎はマグネシウム、レバーはナイロン製です。この製品の開きは250で、重さ350gです。下のようなごつい物でも、一つでは、どうしても材料は回転しますが、華奢なクランプでも二つあれば動きません。
なるほど。
現在なくてはならない道具の一つです。他のに手が伸びません。姿もいいし、作動もいいです。プロには絶対おすすめです。(品番KLI 25)長さは数種類あります。 |
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ヘグナー糸鋸 |
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リョービの糸鋸がひどかったせいもありますが、単なる機械好きで、懐が暖かいときに、伝説の機械を導入しました。(あんまりあちこちに、いい、いいって書かれているものですから)
でも、これはいいジョー。写真のように蟻組みの雌の場合、(斜めの切れ込みはバンドソーによる) リョービの糸鋸では、細かいコントロールが出来ないので、余裕を持って切断した後、表裏からノミで突いて仕上げていましたが、その作業が必要なくなりました。凄い。墨線をトレースする誤差は、±0,1mm位でしょうか。直角は完璧に出ますし、切断面は綺麗です。ただ、ものが大きいと、とり回しが難しいです。
そんなに大きくない板のホゾ穴なら、これが一番綺麗に仕上がり、安全かつ速いです。大工仕事に使うには、もう10cm懐の長い、一番大きな機種にしておくべきでした。モーターは、リョービの200Wに比べ半分の出力しかありません。 |
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エアコン |
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高知県で木工する私にとって、夏場、最も活躍する道具はこのエアコンである。確か、ダイキンの2馬力品。工房は、もともと木工するためのに建てたものではないのですが、鉄筋のALCで気密性はあります。
梅雨時は、終日運転します。電気代は5千円を超えることはないように思います。ただし、一度埃がつまって、修理代に驚くほどかかりました。 |
こういう仕事用にフィンの隙間が広い機種もあるそうです。「なんで先に言わん!」はっきり言って、絞め殺しそうになりました。大物家具に拭き漆をする場合にも、湿度を落として乾燥を遅らせるのに便利です。
能率は上がりますが、疲労は蓄積されます。 ブログ「夏とシャブ」参照 |
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ビームコンパス |
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上が自作のコンパス。市販の丸棒と、それと同等の直径の穴を開けた木片を半割り強にして、カポットはめ込むだけ。いたって簡単、確実、軽量。
下はオフコーポレーションで買ったもの。こんな使いにくい製品は他に例を見ないでしょう。恐るべき失敗作。 |
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スピードカッター |
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鉄鋼用切断機です。木工治具、スタンド等、車をいじったり、日曜大工をしたり、意外に出番が多いです。グラインダーでも代用できますが、あれば天国、なければ地獄が、この機械です。
2万円前後の有名メーカー品を買って下さい。友人はレクソンの7千円のを買って「材料にあてると、回転が止まる」と言っていました。 |
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金工バイス |
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金工バイスの中でもかなり大きなものです。必要に応じて、作業台に取り付けて使います。木工用に使う場合は主に木殺しです。丸ホゾも、角ホゾも、割れない程度にグイグイ?しめます。
多少ホゾ穴がアバウトでも、問題ないです。
しかし、仮組みをしっかりやっておかないと、接着剤を付けて組んでしまうと、抜けません。 |
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太いシャープペン |
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0,5ミリのシャープペンでは木工の場合ボキボキ折れてしまいますが、0,7ミリだとそうでもありません。上は、以前から使っていたステッドラーのものですが、下は100円ショップで見つけてきました。0,9もありました。どちらがいいでしょうか?替え芯は60本で100円。エンピツ削るよりずっといいと私は思うのですが。 |
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階段が治具? |
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私の場合、わりと厚い板の蟻組みでは、雄の加工はルーターで、雌はバンドソーと糸鋸で行います。長手の材に雄の加工をした方が、いろいろと都合が良いです。でも、1800もあると、どうしよう?そこで考え付いたのが、普段、難儀している二階建ての工房を逆手にとって、手すりの隙間から落として固定する方法です。(写真は撮影のため仮止め)
でも、工房は平屋に限ります。 |
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漆風呂 |
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大きな漆風呂もありますが、普段使っておらず、調子の出るまで一週間もかかるので、もっぱらこれです。寒いときはヒヨコ球を二つ入れます。それでも十分に温度が上がらないときは、部屋を暖めます。
この衝立は、横木が、角鑿の穴に胴付なしで入っていて、簡単に作れますし、たためば場所を取りません。こんな、しょうもない発想に4年もかかった。それまでは、両サイドだけ作って、インパクトで仮組みしていた。アホや〜。 |
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